マル獄 誕生

2年間で約7000枚、販売

今、若者たちの間でちょっと風変わりなアイテムが話題を集めています。
その名もマル獄。

マル獄とは、函館少年刑務所で作られている製品なのです。

 

きっかけは2006年に開かれた受刑者たちの作品を販売する矯正展で、前掛けを販売したことです。
作業専門官の川村成昭さんがデザインした前掛けは、若い人を中心に大人気になりました。

そのデザインは紺色の記事に白いマル獄マークがプリントされたシンプルなもの。
レトロ感が漂いつつも、英語での監獄を示す「PRISON」や函館少年刑務所が創立された年がプリントしてあるなど、

刺激的で斬新な遊び心に溢れています。
そのデザインと製品の丈夫さが人気を呼びました。

初めは前掛けのみでしたが、今では小物入れやメッセンジャーバッグなど多くの製品が製造されています。

 

その反響は函館市にとどまらず、全国からも問い合わせが相次ぎました。
テレビや新聞などのメディアでも取りあげられ、ニュースにもなったので、ご存知の方も多いかもしれません。

 

しかし、品質にこだわっているので、生産が間に合わない状態です。
中には常に売り切れの状態で、半年待ちの製品もあるとか。

一番人気の前掛けは2年間で約7000枚、販売されたそうです。
それだけでもいかに大好評なのか分りますよね。

製品の人気ぶりに受刑者も励みになっているそうです。

 

高品質というと値段も高いのではと心配になってしまいますよね。
でもマル獄の製品は、現在一番高い麻のジャケットで3万円台。

前掛けは1枚1029円、かばんは580円から3600円と、リーズナブルなお値段なのです。

 

マル獄の製品は函館少年刑務所の矯正展や、東京都中野区にある刑務所作業製品展示ルーム、
ネット通販、ネットオークションなどで購入できます。

売り切れ続出状態なので、手に入れるのは難しいかもしれません。
でもその安さ、お洒落さ、丈夫さ。どれをとってもひとつは持っておきたいアイテムです。

人とは違った一歩進んだお洒落を、マル獄は提供してくれますよ。